「卑怯者」は死語になったのか

都議会でのセクハラ野次が問題になっている.野次そのものも問題だが,野次を飛ばした議員たちのその後の行動も批判されるべきである.ようやくその一人が野次を認めたが,同じような発言をしたものも他にいるはずであるが,彼らは逃げている.知らぬ存ぜぬを決め込んでいる.こういった行動をとる状況には次のようなものだろう.

  1. 本人は発言が問題だと思っていない.したがって,このことで問題視されること自体がおかしいと思っている.しかし,それを主張して表に出ると非難を浴びる.それを避けるためにほとぼりが冷めるまで知らん振りをする.
  2. 発言の拙さは自覚している.しかし,それを認めて表に出ると非難を浴びる.それを避けるためにほとぼりが冷めるまで知らん振りをする.

いずれにしても,自分の取った行動をごまかそうとするものだ.「正々堂々」,「潔い」という言葉の反対にある行為と言える.はっきり言えば

卑怯者たち

である.そして彼らの行動は

醜い

これは昨日になってようやく発言を認めた鈴木議員とて同じである.逃げ隠れ出来なくなったので自分の発言を認めたのだ.

今回の件でセクハラ野次を非難する声は多い.しかし,上のような観点で非難する声はあまり聞かない.

よく考えてみるがよい,彼らは都議会議員である.その給料と活動費は税金で賄われている.そして彼らの仕事は都政に関する立法に関するものだ.その中には教育についてのことも含まれている.そのような仕事をする人間が「卑怯者」であり,自分に向けられるであろう非難を避けるために嘘をついて知らん顔をしているのである.彼らに都政,特に教育問題などを語る資格はない.雲隠れしている人間を暴き出して,即刻議員辞職させるべきである.

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「自分たちのサッカーをする」か….

W杯サッカーの日本の初戦,コートジボワール戦を見た.御存じのように結果は1−2の逆転負け.

一般的に言って,サッカー放送は,民放はどうもいけない.日本ばかり贔屓するから不愉快になる.応援するのは結構だが,放送においてはゲームや個々のプレーを正確に伝えることが優先されるべきである.多少感情が表に出るのは構わないと思うが,今のほとんどの放送はその度が過ぎている.日本チーム同様相手チームであっても,一生懸命戦っているのだから,そこはきちんと評価してあげないといけないと思うのである.

で,今日の放送はNHKだったので,そんな不愉快な放送にはならないと思っていたのだが,若干期待は裏切られた.もちろん民放ほど”けたたましい”放送ではなかったが,どこか冷静さを欠いた内容だった.試合は前半に本田圭介のゴールで先制してリードを奪ったが,その後は素人目に見ても押されっぱなしで,いつ得点されてもおかしくない状況だった.相手チームの勢いもあったし,日本の方はつまらないミスが多く,更に動きも鈍い.前半リードして終わったものの薄氷を踏む状態だった.しかし,なぜかアナウンサーも解説者もはっきりとはそれを指摘しない.「リードしているから頑張れ」みたいなことしか言わない.前半戦のボール支配率は圧倒的にコートジボワールで,彼らのパスに振られて,日本チームは相当消耗しているように見て取れた.これでは後半相当キツいのではないかと思っていたが,案の定後半あっさり逆転されてしまった.スタミナが切れたのか,逆転されても日本チームの動きは鈍く,そのまま試合は終わってしまった.

W杯は4年に一度のお祭りだから,そのお祭り気分を盛り上げたい気持ちはわからないでもないが,実況中継では試合をきちんと分析をして欲しかったと思ったのである.

この試合でもう一つ気になったのは,試合後の選手のコメントである.その多くとTVの解説で聞かれたのは,

「日本らしいサッカーではなかった」,「次は日本らしいサッカーを展開する(せよ)」

このような言葉は今回だけではなく,ほとんどいつも語られることだ.しかし,私は本当かなあと思うのである.私はサッカーは素人である.だが,サッカーに限らず対戦相手が存在するスポーツにおいては,相手のことも考慮すべきだろう,と思うのである.自分のやり方だけで勝てるのはよほど実力差がある場合に限られるのだと思う.そうでない場合は,相手のメンバーや弱点を考えて戦略を立てるのが普通ではないか.それほどフレキシブルにプレーの選択肢がなくても,自分たちのやれることと持ち駒の中で最善の対応を考えるべきであろう.もちろん,それは監督の役目かもしれないが,実際にプレーする選手もそういった基本的なことは理解するべきではないだろうか.(相手チームへのスカウティングの問題もあろうが)

ただ,選手たちはうるさいマスコミ用にそのようなコメントしているだけなのかもしれないが.

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ずっと日本のMusicが盛り上がらないことについての覚え書き

これは先日書いたAKB関連についてのことの続きである.

最近TVで音楽番組が減っている.正確に言えば,特に民放で最近のヒットソングを中心に組み立てる番組がめっきり減っている.CDにしても,カバーアルバムやいわゆるベストアルバムというものが幅を利かせている.そして,これはもう最近の話ではなく,ずーっとそうなのだが,幅広い年代層で支持されるヒット曲というものがほとんど見られなくなっている(皆無とは言わないが).しかし,一方でごく最近の由紀さおりのように,古い昭和の歌によって広範な支持を得て脚光を浴びることもある.これらの現象は厳然たる事実である.では,どうしてこうなってしまったのか?

原因を一言でいえば

新たにやることが見つからない

ということであると思う.

楽曲のみについて言えば,それが人々を引きつけるのは曲想・パッション・表現の発想が主なものだ.しかし,これらについて新しいものが創造出来ていないのだと考える.つまりマンネリなのだ.例えば,ほとんどの歌はラブソングである.しかし,その切り口に斬新なものはない.ほとんどの発想・切り口はもうすでにどこかでなされたものに思える.歌詞自体もプロが作ったと納得させるほどの洗練されたものは少ないし,かといって荒削りだが強いメッセージを感じるものもない.だから新曲と言っても新しさや”衝撃”は感じられない.無論,若い人にとってはなんであれ,最初に耳にするのだから新鮮さはあるだろう.しかし,それ以外の人々には「新しい」歌にそのような感動はないのだ.また,曲自体にしてもかつてのロックンロール,ボサノヴァなどのような目新しいリズムや曲想を持ったものが生まれてきていない.結局,「新しい」歌といっても,一部の人々以外には,どこかで聞いた同じような歌,もしくは聞いてもあまり共感出来ない薄っぺらい歌,ということになってしまう.

これが現在音楽に携わっている人の才能不足・志の低さによるものか,あるいは流行歌というものの底の浅さによる限界のためなのかは分からない.しかし,いずれにせよこういった理由で,幅広い年代から支持を得る曲が生まれず,人気が出るのは歌以外を売り物にしているAKBなんちゃらみたいなチアリーディングまがいの団体ということになっているのだと私は思う.

一方で,これはそう悲観することでもないのかもしれない.薄っぺらな「歌」に人気が集まるようなことよりもよっぽどましだからだ.古い歌だからといって古い歌手が歌わなければならないというものでもない.若い人たちが,新しい感性・新しい解釈で名曲を歌えばそれはそれで面白いものが出来上がるかもしれない.

 

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Time CapsuleのHD交換。しかし…

Mac 使いなら必須とも言うべきTime Machine。ファイルのバックアップを自動的に外付けHDに取ってくれ、いざという時の復元も簡単。これをWiFiでやってくれるのがTime Capsuleである。バックアップ先はTime Capsule内蔵のHDである。全くもって夢のような機械だ。

私の持っているTime Capsuleの内蔵HDの容量は1TBだが、最近容量不足のアラートがバックアップに際して出るようになった。こうなると、古いバックアップファイルが削除されて、容量が確保されるようになる。その「古いバックアップファイル」なのだが,最近では数ヶ月前のファイルが削除されるようになった.このままだとその期間が短くなり,バックアップの意味が薄れて来る可能性がある.インターネットで調べてみると,幸いなことにTime Capsuleの内蔵HDの交換は簡単なようなので,この際1TBの内蔵HDを容量の大きいものに交換することにした.

タイミングのよいことに内蔵HDがやはり1TBの別のTime Capsuleで不要なものが出てきた.それで,内蔵HD交換という若干リスクのある作業はこちらですることにした.参考にしたのはこちら

Time Capsule HDD交換。

 

2TBの内蔵HDに交換.実際にやってみたら拍子抜けするほど簡単だった.細いネジ用のドライバーさえあれば,上のHPに書いてある通りやれば30分もかからない.あとはバックアップデータを移管するだけだ.それにはAppleのホームページを参考にした.

Time Machine バックアップを別の AirMac Time Capsule に移行する方法

しかしこちらがうまくいかない(詳細略).仕方がないので位置からバックアップをし直すことにした.

ところがこのバックアップが恐ろしく遅い!すでに24時間経ったのだが,まだ半分も終わっていない.WiFiによるものなので速度が出ないのだろうか.気長に待つしかないが,有線でバックアップファイルを移した方がよほど早かったと思っている.

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どうしようもない人間が権力を握るとこういうことになる

最近は新聞をすすんでは見たくないことが多い.嫌なニュースばかり目にするからだ.それも第一面でだ.テレビのニュースにしても,NHKは会長の息がかかった安倍晋三寄りのニュースばかりで吐き気がする.NHKに気骨のあるジャーナリズムを期待するのはもうだめかもしれない.

タイトルにある「どうしようもない人間」とは我が Prime Minister のことである.彼に複雑系理論を理解しろとは言わない,カント哲学の何たるかを論じろとは言わない.しかし物事を理解するとはどういうことかがわかっていないし,そのための知性・教養が欠けていると断言する.例えば,彼のよってたつところの権力は日本国憲法に源泉がある.それを彼は全く理解していない.彼の言動を見れば,おそらく立憲主義というものは言葉として知っているだけで理解はしていないだろうと思われる.察するに,これまで自分の中で物事を深く考えてきちんと理解することの訓練も受けたことがないし,教養・文化というものにも無関心だったに違いない.物事を多面的に考えるということが出来ないのだろう.彼のような年になっても未だにこのような知性が身に付いていなければ,もう一生身に付くことはあるまい.

普通はこういう人がいてもいなくても,私には関係ないが,これが彼のような権力者であればたまったものではない.今朝も不愉快なニュースを目にした.一つは,例の「残業代ゼロ法案」である.厚労省が同意の方向だと言う.しかし,どこをどう考えたらこのような馬鹿な法案が出来るのか理解出来ない.ヨーロッパ諸国に見せられない,まったく恥ずかしい法案だ.なぜ人権という概念が生まれ尊重され,そしてなぜ労働組合などで労働者の権利が保障されなければならないのか彼らには分かっていないのだろう.資本主義の歴史から学ぶべきものであるのだが,そんなことを言っても分からないのだろう.

もう一つは,原子力規制委員会の委員から「審査を厳格に」という委員を外して,代わりに推進派の委員を入れたというニュースだ.しかし,下の記事にあるように,代わりに入った推進派とされる田中知東京大教授が原発の関連団体から報酬を得ていたのだから呆れる.このような人選をして,恥ずかしいともおかしいとも思わないのだからまったく信じられないのである.

原子力事業者から3千万円も 研究で規制委審査委員6人

 原子炉や核燃料の安全性について原子力規制委員会に助言する二つの審査会の委員6人が、原発メーカーや電力会社の関連団体からそれぞれ3277万~60万円の研究費などを過去数年間に受け取っていたことが22日、分かった。規制委事務局の原子力規制庁が公表した。

最も多かったのは東京大の関村直人教授で、三菱重工業と電力関係団体の電力中央研究所から研究費計3277万円を受領。審査会長を務める田中知東京大教授は、日立GEニュークリア・エナジーなどから計110万円受領したほか、東京電力の関連団体から50万円以上の報酬も得ていた。

(共同)
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AKBナントカとかが“国民的”でないことの覚え書き

他人の趣味には無関心である.その人が個人的に何を好もうと勝手である.こちらがとやかく言うものではない.それをふまえた上で書く.言論は自由である.

『おまけ商法』あるいは『コレクター商法』と呼ぶべきものがある.商品におまけをつけて売って,その収集欲を刺激してそれを集めるためにその商品を何度も買わそうというものだ.子供のお菓子に,ナンとかシールとかワッペンとかをおまけに付けて買わせるというがその典型だ.多くの場合,その商品自体の価値は二の次になる.商売としてはあまり褒められたものではない.AKBのCDを一枚買えば「握手券」なるものが一枚(だよね?)ついてくるというはその亜流だ.いや,はっきり言えば更に悪質だ.

子供のお菓子についてくるシールのおまけなら,シールを集めた分だけともかくお菓子はもらえる.一方,「握手券」なるものは,いくら集めても同じCDが溜まるだけだ.個人が同じCDを何枚持っていても全く意味がない.余ったCDはゴミ同然で何の役にも立たない.この点から見て,「握手券商法」は子供のお菓子の「おまけ商法」よりたちが悪い.

この「握手券商法」をアーティストの側から考えてみよう.売り物のCDの中身は一応歌である.CDに歌を吹き込んだ歌手にとっては自分の作品であるはずだ.それが事実上ゴミ同然の扱いになっているのである.しかし,彼女たちはそんなことは気にかけることも無く笑顔を振りまいて握手を続けている(と想像される.見たことないから分からないが).これから私が結論出来ることは以下の2点:

  1. 彼女たちはどんな形であれCDが売れればよい.有名になればよい;
  2. 自分の作品に対して誇りも責任もない.

無論,彼女たちにはこんなことはどうでもよいことなのである.彼女たちの「お客さん」はこのようなことには思い至らない人々なのだから.そして有名になってTVに出ることが彼女たちの目標なのだから.しかし,私は彼女らを「国民的アイドル」などと煽る輩と付合うのはまっぴらごめんなのである.返す刀で言うと、このような悪徳商法まがいの行為を行っているグループを無批判に公共の電波に乗せるテレビ局も、これを助長しているとしている。厳しく批判されるべきだ。

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iPadトラブルとその解決

今日,iPadのいくつかのアプリのアップデートの通知が来ていたので,アップデートしているとその途中でiPadがフリーズ状態になってしまった.それで,ホームボタンとスリープボタンを押してiPadを再起動した.ところが症状は変わらない… 起動してほんのしばらくは使えるのだが,すぐにフリーズする.それならばとiTunesにつなげてバックアップをとろうとするも,すぐにフリーズして何も出来ない.何度か再起動させて,フリーズする前に「設定」から情報を見ると,なんと残りの容量が430MB(64GBのうち)!これはダメだと解決法を検索した.結局,助かったのはAppleのサポートページ

iOS デバイスをアップデートまたは復元できない場合

の方法.iPadは初代から使っていて,今のは2年半ほど前に買った2台目であるが,さすがにこの方法は知らなかった.初めてだったのでちょっと恐る恐るだったが何とかうまくいった.バックアップは数日前のデータを使ったので,被害は最小限だったといえよう.

それにしても焦った.このiPadには仕事のデータが詰まっているのし,プレゼンテーションにも使う.だからこのiPadが使えないとなるととてつもなく大きな痛手だった.少なくとも9月末までにはプレゼンテーションが6回はある.今年中に新しいiPadが出るのは確実なので,何とかそれまではこのiPadに頑張って欲しいと思っている.

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